交通事故施術の仕組みと
流れを把握しよう
交通事故に遭いケガをしてしまった場合、接骨院でケガの施術を受けることができます。
接骨院でケガの施術を受ける際は、事故の状況や過失割合によって条件が変わるため注意が必要です。
事故の状況を詳しく警察に説明し、接骨院での施術の流れを理解することがスムーズに施術を受けるために重要となります。
また、交通事故でのケガは直後に痛みを感じないケースもあります。
事故によるケガの性質を理解しておくことで、改善までの過程が分かり安心できるのではないでしょうか。
ここでは、交通事故施術の仕組みや流れについて、詳しくご紹介していきます。
このようなお悩みありませんか?
交通事故によるケガはさまざまであり、ケガの程度によって次のような悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
この内容に当てはまる方は、交通事故施術の流れを理解し、スムーズに施術を受けられるようにしましょう。
- 後方から来た車に追突されむちうちになった
- むちうちの後遺症に悩まされている
- 事故によるケガを改善したい
- むちうちで首を動かすと痛い
- 事故の一週間後に痛みが現れた
- 事故に遭った際の流れを知りたい
交通事故で多く発生するケガとは
交通事故ではさまざまなケガをする可能性があり、症状も大きく異なるといわれています。
交通事故で多く発生するケガ
交通事故では、骨折、捻挫、打撲などさまざまなケガをする可能性があります。
ケガの種類によって症状は異なり、なかには痛み以外にしびれやめまいなどの症状がみられるケースもあるため注意が必要です。
・正面からの衝突や後方からの追突によるむちうちや捻挫
・歩行者が車に轢かれたときに起こる四肢(腕や脚)の骨折や打撲
・バイクを運転していて轢かれる、転倒することで起こる肘や膝の骨折
など
上記はケガの一例であり、事故の状況によっては命に関わるような重大なケガを負ってしまう場合も考えられます。
交通事故は不意に発生するため、身体が身構えられず重症例になりやすいことも特徴です。
また、交通事故で起こるケガのなかでも「むちうち」は発生率が高いといわれています。
●むちうちが多い理由
車で衝突したり、追突されたりするとむちうちを発症しやすいといわれています。
車を運転する際、身体をシートベルトで固定していますが、首から上は固定されておらず動きやすいとされます。
そのため、事故の衝撃で首が強く動かされやすくむちうちを起こしやすいと考えられています。
痛みを感じない場合も注意が必要
交通事故で起こるケガでは、事故が起きた直後に痛みを感じないといった場合がありますが、その理由は次のとおりとされています。
交通事故で痛みを感じない(感じにくい)理由
交通事故に遭った直後では、痛みを感じにくい(感じない)ことがあり、これは「アドレナリン」というホルモンが影響しているといわれています。
そもそもアドレナリンは、副腎髄質で分泌されるホルモンです。
アドレナリンの分泌によって「交感神経」の働きが活発になり、一種の興奮状態となるため痛みを感じにくい状態になるといわれています。
事故の強い衝撃によってアドレナリンの分泌が高まると、運動器官への血液供給が促進され痛みを感じにくくなります。
しかし、実際には事故によるダメージが身体に残っているため、アドレナリンの分泌が落ち着いたころに痛みが現れるといわれています。
痛みを感じないために症状を放置してしまうと、症状の悪化や後遺症を残すといったリスクが高まります。
ケガの悪化や長期化を防ぐためにも、一時的に痛みを感じないからと症状を軽視せず、必ず医療機関での検査を受けましょう。
交通事故が対象の
自賠責保険の仕組み
交通事故でケガをしてしまった場合には、自賠責保険が適用となる可能性があります。
自賠責保険の仕組みと適用例
自賠責保険の仕組みと適用例は、次のとおりです。
●自賠責保険とは
自賠責保険とは、交通事故での被害者救済が目的であり、ケガによる補償を加害者側の保険が負担し被害者の負担をなくす仕組みです。
自動車や原動機付自転車を運転する方は、自賠責保険への加入が義務づけられています。
自賠責保険の特徴は次のとおりとなります。
・被害者救済が目的
・運転手は加入が義務
・療養費は加害者側の保険が負担
・被害者の窓口負担はない
・事故の状況によっては適用不可となるケースも
●自賠責保険の適用例
次のようなケースでは、自賠責保険が適用されることが多いと考えられます。
・停車中、後方から来た車に追突されむちうちになった
・横断中、信号無視で曲がってきた車に轢かれ膝を捻挫した
・バイクを運転中、よそみ運転をしている車と正面衝突し肋骨を骨折した
上記の例では、自賠責保険が適用されると考えられます。
しかし、自賠責保険は警察や相手側の保険会社とのやり取りによって決定されるため、必ず適用されると断定できません。
トラブルを避けるためにも事故の状況を正確に覚えておきましょう。
加害者に適用される任意保険とは
事故の加害者が補償を受けるために、任意保険への加入が推奨されています。
任意保険の特徴
任意保険の特徴やメリットは次のとおりとされています。
●任意保険の仕組み
任意保険は運転手が自らの意志で加入する保険であり、プランの内容によって事故の際受けられる補償内容が異なります。
自賠責保険は被害者の身体的補償を目的とした保険ですが、任意保険は運転手自身のケガやものの破損などに対して補償を受けられる保険とされています。
任意保険の特徴は次のとおりです。
・運転手が加入を決める
・事故の加害者も補償を受けられる
・プランによって費用や補償内容が異なる
●任意保険には加入するべきか
任意保険に加入すると、事故の加害者も補償を受けられる可能性があります。
車に乗る機会が多い方は任意保険に加入することで、万が一事故を起こした際にも負担の軽減が期待できるでしょう。
任意保険に加入する際保険料の支払いが必要となりますが、自身の車の修理費や破損物に対して補償を付けていれば、事故際に補償を受けることが可能です。
・運転手のケガに対する補償
・自身の車や壊したものに対する補償
・自身の金銭的負担を軽減できる
任意保険には上記のような補償を受けられる可能性があるため、もしものときの備えとして加入しておくと安心です。
だいこく接骨鍼灸院の
「交通事故施術」
交通事故に見舞われた際には、必ず専門家に身体の状態をみてもらうようにしましょう。
痛みの自覚症状がなくても、実は身体のどこかに異常をきたしているといったことも少なくありません。
交通事故によるケガは発見が遅れやすく、処置が迅速に行えていないとその分患者様の不快感が続くことにつながってしまいます。
当院では身体の状態を入念にチェックし、手技や電気療法などさまざまな施術を駆使して患者様の身体をケアしていきます。
お困りの際はぜひ当院へご相談ください。
交通事故に遭ったときの流れとは
警察に事故の状況を詳しく伝える
交通事故に遭ったときは、まず警察に連絡し事故の状況や場所、ケガの状態などを詳しく伝えることが大切です。
警察が到着するまでの間には、相手の免許証・名前・連絡先などを確認しましょう。
名前や連絡先は相手側の保険会社とのやり取りを行う際にも必要な情報となりますので、これらを確認しておくことで今後のやり取りをスムーズに行えるようになります。
医療機関での検査を受けご来院
事故に遭った際は、必ず医療機関での検査を受けましょう。
事故の衝撃で頭や脳にダメージを負っている可能性があり、後遺症や症状の悪化といったリスクを下げるためにも検査は重要となります。
検査でとくに異常がみつからなければ、ご来院後のカウンセリングにて、改めて詳しく症状についてお伺いしていきます。
症状に合わせた施術で症状を早期改善
カウンセリングの内容をもとに、痛みがある部位やその周辺の筋肉の緊張、痛みの改善を目指します。
交通事故に遭った方は感覚が過敏になっていることも多く、弱い刺激でも痛みを強く感じるケースがあるため、刺激量や強さなど細かく確認しながら施術を行います。
施術後のアフターフォローも行う
交通事故でケガを負った際、症状によってはしびれや後遺症が残ってしまう可能性があります。
そのため、施術を行う際には日常生活で注意すべきこと、身体の使い方など症状改善に向けたアドバイスをさせていただきます。
強い痛みや不安を抱えている方もいるかもしれませんが、少しずつ症状を改善していきましょう。
著者 Writer
- 森本 紳也
- 【資格】:柔道整復師
【生年月日】:S 49.9.17
【患者様へひとこと】
少しでも痛みや違和感を感じた時は、身体からの注意信号です! 早めに身体のケアにお越し下さい。
施術一覧
TREATMENT
保険施術
接骨院で受ける施術のうち、健康保険が適用されるのは「負傷原因が急性または亜急性(急性に準ずる)の外傷性の負傷」のみとなっています。
具体的には、骨折・不全骨折・脱臼・捻挫、打撲、挫傷が健康保険の適用となります。
手技療法
手技療法とは、素手で施術を行う療法のことです。
「触る・なでる・揉む・叩く・擦る・押す」などにより、筋肉や関節にアプローチを行います。
肩こりや頭痛などの慢性的な痛みや姿勢の改善に効果が期待でき、当院では一人ひとりの症状にあわせて、力加減を調整しながら施術を行っています。
スポーツ
ストレッチ
当院では静的ストレッチ、動的ストレッチ、PNFストレッチなどを組み合わせて一人ひとりにあわせたアプローチを行います。
スポーツストレッチを行うことで、パフォーマンス向上、リラックス、血流改善、疲労回復、ケガの予防、関節可動域改善、柔軟性の向上、肩こり・腰痛・膝痛の改善などのさまざまな効果が期待できます。
テーピング・
固定療法
当院ではケガを予防するためにさまざまなテープをつかい、運動をする前にテーピングを行います。
テーピングを行うことで関節の動きに制限をかけ、運動によるダメージを抑制するほか、関節の保護や動きのサポートにもつながります。
電気療法
電気療法では微弱な電流を流すことで、その刺激により痛みの緩和や筋肉のこりの解消を図ります。
痛みのある部分の血行を促進し筋肉の緊張を緩和させることで、痛みの伝達を抑制する効果も期待できます。
超音波療法
超音波療法では1秒間に数百万回に及ぶ非常に高速で細かい振動を体に与えることで、筋肉のコリや緊張を緩和させ、新陳代謝の活性化にも効果が期待できる治療機器です。
血管拡張やリンパの流れを良くすることで、炎症の抑制や鎮痛効果など、さまざまな不調を改善することにつながります。
痛くない
骨格矯正
当院ではマニュプレーションベッドを使用した、ポキポキと音を鳴らさないソフトな矯正を行います。
マニュプレーションベッドは胸や腰にクッションパーツがあり衝撃を吸収する設計になっているため、痛みを感じることが少ない施術です。
出産後の腰痛や骨盤のゆがみ、デスクワークでの腰痛や不良姿勢にお悩みの方におすすめの施術です。
EMS
体幹のインナーマッスルの筋力低下による姿勢の悪さや 肩・腰・膝の痛みを抱えている方に最適です。
運動を始めたいけど辛くて続かない方は、先ずEMSで楽に筋肉を活性化させてから運動をスタートさせてみませんか!
鍼灸
長年の頭痛・肩こり・腰痛にお困りの方や、自律神経の失調による不定愁訴にお困りの方は、鍼による直接患部への刺激や経絡ツボを用いた施術とお灸の温熱刺激による施術をおすすめします。
交通事故施術
交通事故によるケガでは、痛みが事故後しばらくしてから出てくることもあるため、一度医療機関で検査をすることが大切です。
なにも対処をしないでいると頭痛や目眩、吐き気、腰痛、肩こり、手足のしびれなどにつながる可能性もあるため、適切な処置を行いましょう。
当院では交通事故によるケガの施術も行っていますので、お気軽にご相談ください。
スポーツの
ケガに
お悩みの方へ
スポーツのケガには急性で発症する「スポーツ外傷」と、繰り返しの運動によって生じる「スポーツ外傷」の2つに分けられます。各症状においておこなうべき対処法が異なり、正しく対処することで早期の改善が期待できます。
当院のご紹介
ABOUT US
だいこく接骨鍼灸院 可部院
- 住所
-
〒731-0221
広島県広島市安佐北区可部7-9-13
辻村ビル101
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「河戸帆待川駅」から下車 徒歩9分
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